手のひらに汗を大量にかく生活を長年続けていると、手に汗をかいている事が普通になってしまいます。
自分にとってあまりにも「いつもの事」なので、時々うっかり手のひらが暴走(笑)している所を人に見られ、
「緊張してるんだね!」
などと無邪気に言われてしまい・・・
そんな時は
「そうなんですぅ~」
とひきつった笑顔で応えたり。
でも、その緊張でまたしても大量の汗を放出(;´Д`)
いったいどんだけ出たら気が済むんでしょ、ってくらいジューシーです、私の手 (笑
掌握多汗症のレベルとは
ところで、掌握多汗症においてはその症状の度合いを示す「レベル」というものがあるそうです。
レベル1 手が湿っている程度。触ると汗ばんでいることがわかり、光を反射して汗が光る。
レベル2 手に水滴ができて濡れており、見た目でも汗をかいていることがわかる。
レベル3 盛んに水滴ができ、汗が滴り落ちる。
ちなみに、手のひらの多汗症(手汗)の汗の出る量は、時間帯やその日の気温・緊張の度合いによっても違うのであくまでも目安という事です。
さてさて、そのレベル分けによると私の場合はレベル2か3というところでしょうか。
レベル2は確実。
レベル3は、常にではないけれど、時折そうなる、といった感じ。
そっか、私って「中間レベル」なんだ~(*´з`)
まだ掌握多汗症という名前すら知らない頃、人にも言えず、手のひらの異常な汗を隠して生活していた頃、
「自分は他の人と違うんだ・・・」
そう思い悩んでいた多感な頃。
当時この事がわかっていたら、どんなにか気休めになったことでしょうか。
でもそれは今言っても始まらない事。
今はこうして手に汗をかくという事を共有できることが何よりの喜びです。
過ぎてしまった時間をくやむよりも、これから先生きていく長い時間を楽しみにしていきたいです。