尿管結石の激しい痛みに教われたのは、確か21~2歳の頃でした。朝、痛みと激しい吐き気で目が覚めたものの、家には誰もおらず、助けを呼びたくても当時は家の固定電話、その場所に這っていくことすらできないほどでした。
その時の経験や、親が胆石になったことなどもあり、自分は遺伝的に石ができやすい体質なんだということを強く意識してこれまで過ごしてきました。
あれから30年近く過ぎたわけですが、実は少し前から腰の背中側あたりがじんわり痛んでいます。この感覚は・・・またしても結石!?
もちろん今後医療機関を受診することも視野に入れていますが、まずは結石にとても効果があると噂のウラジオガシ茶を飲んで様子を見てみることにしました。
尿管結石の時の様子
初めに尿管結石のひどい痛みを感じたのは、ある日突然のことでした。しかし、実はその少し前から異変を感じてはいたのですが、見てみないふりをしていたのです。
それはトイレで小をした際、おしっこの色がまるで紅茶のような色なのです!
今思えばそれは結石が尿管に傷をつけた際の血の色なのだとわかりますが、その時はそれが何を意味するのかまったくわからず、ただ自然に治るのを待っていたのです。
また、病院に行けばいいとは思いつつも、当時は仕事を休むことができなかったこと、また受診するにしても何かを受診すればよいかもわからず、それを理由に先延ばししていたのです。
その結果、ある日の朝に突然激しい、それはそれはもう激しい痛みで目が覚めたわけですが、比較的痛みに強い私でも耐えがたいほどの痛みでした。
これはよく言われている通り、石が動いた時の痛みです。悶絶という言葉がピッタリなくらいの経験したことがない痛みで、この状態で1人ではどうにもならないほどでした。
しかし、家族はみな出勤したあとで連絡もつけられず、仕方なく一人で車を運転して(!)一番近い病院まで行きました。もちろん、あまりの痛みで運転もできなくなり、ところどころで車を端に寄せて休みながらでした。
そしてこれは今でも笑い話にするのですが、その病院で症状を話すとすぐに「多分結石だろう」という診断が下されたのですが、詳しい検査は明日でないとできない、でも今の状態じゃ辛いだろうからとモルヒネを打ってくれたのです。
その際先生からは、
「一度きりしか打たないからね。これは常習性の強い薬だから」
と言ったのですが、その時は痛みで意識がもうろうとしていたので意味がよくわかっていませんでした。
今でもあの時の感覚が忘れられないのですが、あれほどの激しい痛みが、注射を打って少し経つとスーッと、ウソのように消えていったのです!
そして、ここまで自分で車を運転して来たことを告げるととても驚かれたものの、
「今すぐに家に帰りなさい。途中どこにも寄り道しちゃだめだよ」
と言われ、言われたとおりに家に帰りました。
その後詳しい検査をして尿管結石ということが確定。手術をするほどではないからと薬を処方されるとともに医師からは
「とにかく水分をたくさんとって、縄跳びをしなさい。そしたら石が落ちるから」
と言われました。
それからしばらく薬を飲み続け、水を飲み、ケンケンしたりしているうちに自然と石が落ちたようで、以来痛みを感じることは一度もありませんでした。
今回の痛みは
あの時の経験は今でもはっきりと記憶に刻まれています。あれほどの強い痛みはそうそう記憶から抹消されないものでしょう。
私の場合、シュウ酸カルシウムがよくないのでほうれん草は食べないようにと言われたので、今でもほうれん草を食べることはほとんどありません。
しかし、ここにきてまたあの時ほどではないものの、気になる痛みが連日続くようになったのです・・・
結石というのはシュウ酸カルシウムだけが原因ではなく、脂肪の多い食事や運動不足が影響するといわれています。確かにこれまでの私は揚げ物が好きだったし運動もほとんどしていませんでした。
ただ1年前からジムに通い始めたことで、ホットヨガや筋トレ・有酸素運動の何かしらを毎日のようにやるようになり、運動不足に関しては解消されたといってもいいかと思います。
しかし食生活に関しては、運動をしているからとあまり節制はしておらず、今まで通りの食事を続けています。
また、加齢により代謝が悪くなっていることも原因の一つになっているのかもしれません。
いずれにせよ、なんらかの結石ができ始めているといっても間違いない気がします。
まずはウラジロガシ茶を試してみる
だとしたら一刻も早く病院で診てもらった方がいいことは自分でもよくわかっています。
でも・・・やっぱり病院ってコワイ。
いえ、コワイなんて言ってられないこともよくわかっているんです。だけど、病院を受診する前に、「もしまた結石になるようなことがあったら試してみよう」と思っていたものがあるのです。
それが、ウラジロガシ茶。
別名「抑石茶(よくせきちゃ)」というように、結石を溶かす効果があるのだとか!
なんでも結石の治療で処方されるウロカルン錠はウラジロガシエキスが成分なのだそうです。そう聞くとウラジロガシ茶を飲んで結石を治すというのもまんざらな話ではないような気がしてきます。
そこで、今回はレビューも良かった山本漢方製薬のウラジロガシ茶と、同じく山本漢方製薬の「ウラジロガシ流石粒」を買ってみました。
ウラジロガシ茶は普通に美味しい、流石粒は飲むコツがいりそう
まずはウラジロガシ茶から飲んでみます。
箱にはこんな感じのパックに入ったお茶が入っています。
これを急須に入れて飲んでもいいけれど、私は濃く煮だしたものを飲みたいのでヤカンで煮だす方法を選択。4~500mlに対し写真のパック(2個繋がっているもの)を熱湯に入れ、5分に出して火を止めて30分したら取り出して出来上がり。
温かくても冷たくても飲めますが、私は温かい方が好みです。季節にもよるかもしれません。お好みでどうぞ。
心配していた味ですが、ハーブティーや漢方薬が苦手な私でもすんなり飲めました。むしろ美味しい。これはいい意味で期待を裏切ってくれました。
この味なら毎日飲むのが全く苦痛ではりません。ここ1年は毎朝カフェインレスコーヒーを飲んでいましたが、それがウラジロガシ茶に代わりデカフェも飲まなくなりました。
詳細はこちら カフェインレス生活を始めてからの嬉しい変化2つ
そして流石粒ですが、1日に服用する数は9粒。
決して大きな粒ではありませんが、9粒という量がネックでしょうか。薬を飲むのが得意な人ならば苦労ないかもしれませんが、私は薬を飲み込むのが苦手なのでちょっと大変。
しかも、この流石粒はなぜか溶けるのが早く、舌の上に置いた瞬間から溶け出し、漢方薬特有の苦い味が広がりだします。そうなるともう飲み込むのに一苦労(>_<)
まぁ2回に分けて飲めば済むことではあるので、飲みやすいように服用するのがいいでしょう。
ウラジロガシ茶の効果はいかに!?
ウラジロガシ茶と流石粒を飲み始めて今日で3日が経ちます。さすがに効果を求めるのは早過ぎるでしょう。
それはわかっているのですが・・・なんとなく効果がすでにあらわれているような気が。
というのも、ウラジロガシ茶&流石粒を飲み始めてから、痛みがこれまでよりも和らいでいるのです。そんな馬鹿な・・・とお思いでしょうが、私もそう思います(笑)
でも、ふとした時に「あれ?そういえば痛みがないな?」と思って気づくのですから、まんざらバカな話でもないのかもしれません・・・よ?
いずれにせよ、もう少し飲み続けてみないと効果はわかりませんが、もしこれで結石がなくなったらラッキー♪くらいな気持ちで飲み続けてみることにします。
もちろん、勇気をもって病院へ行くという選択も常に持っています。民間療法だけに頼るのはとても危険なことですから・・
とにかく、ウラジロガシ茶に興味があったけれど味が心配という方、思った以上に飲みやすいのでご安心を。値段も良心的なのでこれなら続けられると思いますよ。