私は足の形が一般的ではないのか、とにかく靴擦れします。
ZOZOMATが発表されてすぐに予約して到着を待っていました。
記事にも書きましたが、とにかくいろいろ目からウロコが落ちる思いで、この計測に基づいた靴なら、もしかしたら靴擦れがしないかも?という淡い期待を抱くようになりました。
そしてZOZOMATでは、計測後にその計測結果と照らし合わせた私に合うとされる靴が表示されます。
私の場合はスニーカーが多かったですが、その中から気になった靴を2足購入してみました。そのうちの1足がメレルのジャングルモックです。
ジャングルモックを選んだ理由
ジャングルモックとは、MERRELLの1998年からの大人気の定番モデルであるウォーキングシューズ です。
その存在は、とあるブログを読み知っていて、その人は一日中立ち仕事を行う間はずっとジャングルモックを愛用しているそう。
2足のジャングルモックを所有し、冠婚葬祭やかしこまった席以外は半年ごとに履き替えているとありました。
半年を共に過ごした後はクリーニングに出すそうで、そのことからもメンテナンスさえ怠らなければ長く愛用できるという印象をジャングルモックに持っていました。
今回ZOZOMATで計測すると、カジュアルな靴がずらりと表示されました。ZOZOTOWN内ということで、おのずとそうなるのかもしれません。
ただ私は、できれば年齢からしても「少々キチンと感があるもの」を希望していました。
そもそもスニーカーって、何歳まで履いても変ではないのでしょうか?
もちろんいくつになってもOKでしょうが、ここ数年で強く感じるのが「年齢的にくだけた服がどんどんに合わなくなってきた」ということ。
大好きなリネンの服が、昔ならたるんとした質感や特有のシワが自分のスタイルには似合っていたのに、最近は麻の素材の持つ良さが全て裏目に出ているように感じるようになってしまったのです。
一言で言えば「だらしない」感じ?
これは・・・とてもとても悲しいことです。
今私の年齢に必要で服に求めるものは「ほどよいキチンと感」で、生地も好みではないけれどレーヨンなどの化繊の方がシャキッと見える気がするのです。
そうなると足元もいつまでもスニーカーではいられないかなぁ・・・というのがここ最近の私の服に対する心境の変化です。
そんなこともあってスニーカー以外の靴を求めていたのですが、ZOZOMATの診断によると私の足型に合うのはもっぱらスニーカーとのこと。
その中でも素材的にも値段的にも年齢にあっているのかなと思ったのがジャングルモックだったというわけです。
あえて新作のジャングルモック2.0を選ばなかったのは
ところで、ジャングルモックにはZOZOMATで選ばれたものの他に「ジャングルモック2.0」というのがあります。
ジャングルモックとの違いは、
待望の次世代モデル
スマートなシルエットでスタイリッシュなデザイン
衝撃を吸収し歩行を安定させるエアークッション搭載
ヴィブラム社製アウトソール
とのこと。
デザインに関しては好みがあるでしょうが、せっかく購入するのであれば新しいデザインの方がいいのかなと思い、さっそく実店舗に試し履きに行きました。
が、発売されてまだ日が浅いためか店舗に置かれている数は少ないようで履くことは出来ませんでした。
そこでレビューを片っ端から読み漁ったところ、どうやらこれまでのジャングルモックに比べると2.0は若干細身なのだとか。
新しいモデルにはそそられるものがありますが、今後の靴選びの基準は「自分の足型にあったもの」であり、それは今のところ「ZOZOMATがおススメするもの」となります。
この先、もしかして靴選びに慣れてきたら、ZOZOTOWNにはないけれど自分に合う靴の傾向がつかめてくるのかもしれませんが、それまではZOZOMATがおススメする靴を履いた方が賢明です。
これらの理由で2.0は断念しました。
選んだサイズとゴアテックスか否か
さて、ZOZOMATがおススメする私に合う靴のサイズはそのほとんどが「24.0㎝」でした。メーカーによっては23.5㎝もありましたがわずかです。
私のこれまでの自分の足のサイズの認識は23.5㎝ですが、それだと靴擦れしやすいため大きめ(25cmとか)を選んでいましたが、なぜか24cmを選ぶことはありませんでした。
基本的に常に綿の靴下(ユニクロの五本指)を履いているため、24cmというのはなかなかいいサイズかもしれません。
早速、ジャングルモックの取り扱いがあるABC-MARTに行き24cmのジャングルモックを履いてみることに。
すると・・・なんて履きやすいのでしょう!
デザインからもわかると思いますが、靴擦れがしやすい部分がない形です。全体的にコロンとしていて足に優しそうなイメージでしたが、履いてみた感じはまさにイメージ通り。
店員さんが様々な色とサイズを出してくれたので、せっかくなので23.5㎝も履いてみましたが、これはこれで違和感なく履けました。
長く履いてみないことにはわかりませんが、試着でちょうど良くても、もしかしたら23.5㎝だと歩いているうちに足が痛くなるということが起こるかもしれません。
これまでならば、あまり足が大きく見えるのが嫌なので23.5㎝を選んでいたでしょうが、ここはやはりZOZOMATの意見を取り入れることにしました。
それから、ジャングルモックにはゴアテックスを使用したものもありますが、ジャングルモック自体が撥水加工を施したピッグスキンのアッパーだそうで、多少の雨なら耐えられるとのことで今回は通常版を選びました。
ジャングルモックも履き心地
試し履きをした店では色選びに悩んでしまい、結局購入を保留したままずっと迷っていました。
欲しいのは断然「トーヴ」です。ベージュが手持ちの服に合うし、つい目がいってしまう色です。
しかし・・・私の性格的に、汚れるのが嫌だから履くのをためらってしまうということが考えられます(^_^;) それでは本末転倒。
とにかく今回は、「足が痛くならない靴を探す」というのが最大のミッションなので、まずは履き倒すくらいの勢いでいきたいところ。
それには、多少の汚れを気にすることなく履ける色を考えるのがいいでしょう。ということで、「ガンスモーク」という色をチョイスしました。
夏場には少し暑苦しく感じる色ではありますが、年間を通したらむしろ使い勝手がいいともいえるかも。
さて、さっそく履いてウォーキングに行ってきました。
まず玄関で靴に足を入れた時に感動です。スッと吸い込まれるように入っていくあの感覚!
通常であれば紐をほどくなり、ほどかなくとも多少の抵抗は感じるものですが、ジャングルモックにはそれが一切ありません。
この履きやすらの理由は履き口のぽってりしたところや、両サイドにあるゴムのおかげ。もちろん脱ぐ時もスルッと脱げます。
これは脱ぎ履きの多い場面では大活躍するでしょうね。
それだけではなく、歩いていると何もない場所でつまづいたりすることもなく快適に歩けました。
これは包み込むように巻き上がったソールのおかげかと思われます。
正直、夏場のウォーキングは群れるといえますが、逆に言えば寒い時には温かく快適にあるけるのかも。
ジャングルモックは可愛いのか・ダサいのか論争
これは・・・ひとそれぞれでしょうね。好みの問題なので一概には言えないでしょう。
通販サイトのレビューを読むと、デザインや履き心地が気に入っていて2足目・3足目という方が多く見られました。
購買層ですが、ショップの店員さんの話によれば比較的年配の方が多く見受けられるとか。(もちろん若い方もいるそうです)
使い方としては、普段使いはもちろん、ちょっとしたハイキング用にと求める方も多いそうです。
ガッツリ登山には向かないけれど、低山くらいであれば充分とのことで、つい先日も「高尾山に行くことになったから」と買いに来たお客さんがいたそうです。
で、私のジャングルモックの印象ですが・・・
ごめんなさい、ダサいに一票(>_<)
これは今後履いていくうちに変わるかもしれませんが、今のところ「カッコいい!」「可愛い♪」と思えてはいません。
ただ、同行した夫はジャングルモックを見た瞬間、「カッコいい!」と思ったのだそう。
その理由は、昨年登山用に買ったモンベルの靴と似ているそうで、デザイン的に好みな傾向にあったようです。
ジャングルモックのメリットとデメリット
今回の目的は何度も言いますがあくまでも「ZOZOMATで計測した結果表示された靴は靴擦れなく履けるのか」という実験でもありました。
そうはいっても履いているうちに愛着が湧いてきて、今では欠かせない一足になっています。
そこで、ジャングルモックを履いてみて感じた私なりのメリットとデメリットを挙げてみます。
メリット
・履きやすく脱ぎやすい、かといって歩いていて脱げるわけでもない
・靴擦れする気配がまったくない
・先が上がっているため歩いていてもつまづかない
・長時間歩いても快適
・靴擦れしない
デメリット
・デザインが好きではない
・蒸れる
・ゴツイので幅の狭い階段が怖い
まとめ
メリットとデメリットを挙げてみましたが、見ての通り圧倒的にメリットの方が多いです。このことから何足も履き続けている人が多いことがわかります。
私ももし次に買う機会があれば今度こそ気に入った色のトーヴを買いたいし、きっとそうなるだろうと思います。