一般的に汗をかきやすい季節といえば夏になるのでしょう。気温が高ければ必然的に汗をかきます。もちろん手に汗もかきやすくなります。
では気温の低い冬場は手に汗をかかないのか?と聞かれれば、そうではありません。むしろ、寒いから体に汗はかかなくても、手のひらにだけはじっとりと汗をかいています。
特に冬場の手汗は、かいたと同時に冷えて冷たくなります。私の手が冷たいのは手の汗のせいでもあります。
これまで何度も根本的に改善する方法を調べてきましたが、今はそうではなく対処法として考えるという考え方で過ごしています。
私が手のひらの汗の対処法として日常的に愛用しているものを紹介してみます。
常に手袋
これまでは、手に汗をかいたら傍らに置いてあるハンドタオルでこまめにふき取っていました。もちろん手のひらに汗がなくなるのは拭いた時だけ、ひどい時は拭いた一瞬だけですぐにじわじわと汗が出てきます。
年齢を重ねたら肌が乾燥すると聞いていたので、もしかしたら手のひらの汗も減るのかな?と思っていましたが、今のところそんなことはありません。
ただ手の甲は乾燥してパサパサでシワシワ、年相応になってきましたが、ハンドクリームを塗ると手汗を助長するので塗りません。まぁ今さらもうパサシワでもいいかなと。
手汗をかいて生活の中で困ることは多々ありますが、その中でも気になるのはパソコンのキーボードとマウスがベタベタすること。
使い終わった後は布で拭き取ってはいますが、次に汗をかいた手で触れるとベトベト感が戻ってくるような感じ。洗剤でジャバジャバ洗えたらどんなにいいかと思います。
かといって、手袋をしたままではキーボードが打てません。どんなに薄手の手袋をしたところで、キーボードを正しく操作するのは難しいです。
そこで、指の先が開いた手袋をはめてみました。
初めはやはり操作しづらく入力ミスも多かったのですが、慣れれば普通に打てるようになります。これで手のひらの汗は大分気にならなくなりました。
また、手のひらが手袋で覆われているため、マウスの上に手を乗せるのも断然使いやすくなりました。マウスは何しろ手汗を感じてしまうものの一つです。
でも手袋をすることで、マウスはいつもサラサラなまま!これはとても気持ちがいいことです。
ただ、キーボードにしろマウスにしろ、指先が出ているから操作しやすい分、その部分は手汗でべとつきます。でもこれはもう仕方がないことと諦めるしかありません。
素手のままでキーボードやマウスを操作するよりは、はるかにストレスはありません。これによりパソコン作業の負担はぐんと減りました。
外出する時も手袋ははめたまま
パソコン作業をする時だけでなく、最近ではそのまま外出もしてしまいます。手汗で嫌だなと思うことの中に「ハンドルがベタベタする」ということがあります。
以前は車を買い替えた際、手の汗が気にならないように皮のハンドルにしたのですが、私のように大量の手汗をかくと、皮のハンドルであっても意味はなくなります。
だからせっかく皮のハンドルにしたにもかかわらず、メッシュのハンドルカバーを購入し装着して運転していました。
しかし今回車を買い替えた時にはハンドルは皮を選ばずにあえてそのままで。今は外出した時も家から手袋をしたまま出かけ、運転も手袋をしています。
ドライビンググローブをしているようなものかもしれませんね。冬は温かく、汗をかいても滑りにくく、夏場は手汗も吸い取ってくれて本当に便利。
洗い替えに何枚か持っていますが、ベージュをは遠めに見たら手袋をしているとわかりにくいかもしれません。
手の汗を根本的に止められるのであれば、もちろんそれが一番です。しかし不安を感じながら薬を使ったり、外科的な処置をするほどの必要が、年齢を重ねるごとになくなってきました。 手汗多汗症は、その汗のかき具合によって「手汗レベル」があるそうです。 で、私の手の汗は、自己診断レベルでいうとレベル2~3といったところ。 レベル2~3がどんな症状かと言うと レベル2 ...
手汗にしんじょう薬局の塩化アルミニウム
これが思春期の、手汗を人に知られたら恥ずかしい頃であれば、外科的処置もまた違った見方ができたでしょうが、今なら手袋で十分と感じます。