近年の甘酒ブームは、ブームを通り越してもはや定番になりつつあります。
甘酒が人気のショップは蔵を増やして甘酒の生産ラインを増やしている・・・という話を耳にするのも、各メーカーがそれだけ甘酒に力を入れてきているということなのでしょう。
私も甘酒は好きなのですが、どこのメーカーのものを飲んでも美味しいと思えるわけではなく・・・
基本的に原材料は「米と米麹」で作られているものを選んでいますが、それでも味はまちまちで、「これはあまり好みではないなぁ」という甘酒も多々ありました。
そんな中、偶然訪れた懐石料理屋で帰り際試飲させてもらった甘酒の美味しさに驚きました。甘さがさっぱりしているのにコクがあり、なによりサラリとして飲みやすい♪
なんでもその日はたくさん入荷していた甘酒でしたが、いつもは出してもすぐに売り切れて入荷待ち状態なのだとか!
早速一本買って帰り、毎日おちょこ一杯を朝食代わりに飲んでいます。
稲垣来三郎匠のストレート甘酒
一緒に行った友達は2本購入していましたが、私はとりあえず1本だけ購入。でも今は「やっぱりもっと買ってくればよかった・・・」と激しく後悔中。それくらい私の好みの味の甘酒でした。
そして発売元を調べてみたところ、「稲垣来三郎匠(いながきらいざぶろうしょう)」という長野県飯田市にあるお店だそう。
稲垣来三郎匠は、信州の味噌・漬物・甘酒の蔵元で、明治41年創業の丸昌稲垣の創業者の名前を用い「稲垣来三郎匠」として2003年に立ち上げられました。
発酵食品を多数販売している中で、やはり今一番人気なのが甘酒。汗をかくことで失われる 「水分・塩分」や体のエネルギー源になる「糖分」が補給できる昔ながらの“夏バテ対策”飲料として、ここ数年甘酒の人気はうなぎのぼり。
ただ、これまでもたくさんの甘酒を飲んできましたが、飲み続けたいと思える甘酒には正直出会っていませんでした。
しかし、稲垣来三郎匠のストレート甘酒は本当に美味しい!
稲垣来三郎匠ストレート甘酒の美味しいところ
なぜこんなに稲垣来三郎匠のストレート甘酒が気に入ったかと言えば、サラリとしていて飲みやすいということ。
甘酒は通常とろりとしており、そのとろみもまた甘酒の美味しさの一つではあるのですが、私にはそれが少し重く感じてしまうのです。
また、とろみがあって濃厚な甘酒だと、一度飲んだだけで満足してしまい、しばらくは飲みたいという気持ちが湧いてこないこともあります。
でも稲垣来三郎匠のストレート甘酒は、ほどよいとろみ加減で、さっぱりとして飲みやすいため「また飲みたい!」と思うのです。
試飲させてもらったときは、氷にビンごとキリッと冷やされてあって、それがまたとても美味しく感じました。その際、小さな紙コップで試飲したせいか、今も家では小さなおちょこに入れて飲んでいます。
私は普段、朝食は食べない(午前中は排出の時間帯と考え水分のみ摂取)で過ごしているのですが、稲垣来三郎匠のストレート甘酒は腹持ちがいいことと塩が入っているから熱中症対策にもピッタリなので、ホットヨガの前に飲むことも。
ご存知のようにホットヨガでは大量の汗をかくため、水分だけでなく塩分も適宜取らないといけないのですが、甘酒を飲むことで塩分も補給できるのでとても便利。
初めて見る甘酒に出会うとつい買ってしまう甘酒フリークですが、今後は稲垣来三郎匠のストレート甘酒以上のものに出会えるかどうか。
しばらくは甘酒探しの旅をしなくても済みそうです。