ここ数年、「Bean to Bar(ビーントゥバー)」のチョコレートへの関心が高まっています。
ビーントゥバーとは、直訳すれば「ビーン=カカオ豆」から、「バー=「板チョコ」までという意味。
どういうことかと言えば、チョコレートの原料であるカカオ豆の仕入れから選別・焙煎・成形など、製造の全工程を一人の作り手・あるいは1つのブランドが一貫して行うスタイルのこと。
なかなか素晴らしいことではありますが、ただ問題点としては値段が高いこと。板チョコなのに1000円を超えるものがほとんどで、なかなか手が出しにくいものでもあります。
そんな中、チョコレートの老舗・明治から発売された「ザ・チョコレート」は、ビーントゥバーでありながら手が出せる金額。
しかもスーパーやコンビニ・ドラッグストアでも購入できるのだから嬉しい!
今回「抹茶」味が発売されたということで食べてみました。
ザチョコレート抹茶は4月11日発売
すっかり出遅れましたが、抹茶は4月11日に発売されていたのだそう。
というのも、以前期間限定で「ホワイトチョコレート」が発売されており、それに気づいた時にはすでにどこも完売状態。
それからというもの、期間限定のフレーバーが出ていたら・・・という思いから、スーパーやドラッグストアに行くたびにチョコレートの棚をチェックしていたのに!!
ここ1週間でもいくつかのお店をチェックしていたにも関わらず、抹茶の販売に全く気付いていませんでした。
ただ抹茶は期間限定ではなく定番のフレーバーのようなので、今からでも十分間に合います。気になる方はお店へGO!
「深遠なる旨味抹茶」ってどういう意味?
抹茶味のお菓子と言えばたくさんあります。期間限定で発売されるものもあれば、京都限定の抹茶味バージョンもあるし。
アイスクリームの抹茶味は私もついつい選んでしまうものの一つ。それくらい抹茶味というのは定番化しているということでしょう。
抹茶味のチョコレートと言えば、これまでもいろいろなものを食べてきたこともあり、なんとなく想像がつきます。
正直、ザチョコレートの抹茶味も想像している感じだろうなと思っていました。しかし、そこはさすが「ザ」を冠したチョコレート。ひとひねりあります。
まず、商品名に「深遠なる旨味抹茶」とあること。気になります。というか意味がよくわかりません(笑)
サイトによると、
とのこと。
確かに、これまでの抹茶味のチョコレートと言えば、白に抹茶の緑を溶かしたような色のイメージです。それはまさに「ホワイトチョコレートに抹茶を合わせた」ということなのですね。
決してまずくはないけれど、私には甘すぎると感じたし、抹茶のほろ苦さを甘さが消してしまうというような印象がありました。
でもザチョコレートの抹茶は、ダークミルクチョコレートの層とダークミルクチョコレートに抹茶を練り込んだ層との2層構造なのだそう。
これにより、カカオと抹茶の香りと旨味が絶妙に絡み合う大人のあじわいが楽しめるのですって!
これは食べるのが楽しみ♪
ザチョコレートの抹茶を食べた感想
ザチョコレートといえば、その味も話題ですがパッケージも注目の一つ。以前に買ったザチョコレートの箱は、カットしてブックマーカーにしたほど。
なのに今回の抹茶の箱、いつの間にか旦那さんに捨てられていたみたい(涙)。なので写真は中身だけ。しかも2つ食べられていて1つしか残ってないし!
当然のことながら抹茶をイメージしたグリーンのパッケージ。落ち着いていて素敵です。
中身はこんな感じ。
抹茶はほかのチョコレートのようにギザギザの模様がありません。ジャンドゥーヤも模様がありませんでしたが抹茶も同じでした。
そしてウワサの?2層がこちら。
うん、確かに2層になっていますね。
そして味ですが、意外なことに抹茶が前面に出てきているわけではありません。そのため、高校生の息子は一口食べて
「抹茶の味、薄っ!」
と言っていました。
確かに、ダークチョコレートの奥に隠れている抹茶の味は、普段からガツンとした味に慣れている高校生男子には物足りなさを感じたようです。
でもオ・ト・ナな私(笑)にはこれくらいがちょうどいい感じ。抹茶が見え隠れするところがむしろ本格的な感じがします。
甘さも控えめ。かといって苦みが強すぎるわけでもなし、食べた後にべたべたするような甘さもなく、口中にさわやかさが残る感じ。これはかなり美味しい抹茶チョコレートと見ました!
定期的に「あ、ザチョコレートの抹茶が食べたいな」と思う味かもしれません。定番商品で良かった(^-^)