子供の成長とともに自分の時間が自由に使えるようになったことを機に、これまでセルフで行ってきたジェルネイルもサロンに行くようになりました。
⇒セルフジェルネイル記事
こちらは先日サロンでお願いしたフレンチネイルです。
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心境の変化 ・ 初めてサロンでジェルネイルをお願いしてみました ・ 自分ではうまくできなかったフレンチの美しいラインに見るたびうっとり ・ #ジェルネイル #フレンチネイル #卒業式ネイル母
ホットヨガに通っているとサロンでジェルネイルをしている方が多く、美容に無頓着だった私も、次第にセルフではないプロにお願いする凝ったデザインのネイルに興味が出てきたからです。
そしてついに、これもまたホットヨガ仲間の多くがやっている「まつ毛エクステンション」に興味が湧いてきて、先日人生初のまつエクをしてきたばかり。
・・・とはいえ、実は最初のまつエクは失敗してしまい、その後信頼できるサロンに出会えたことで、今では「まつエクなしの生活にはもう戻れないい!」と思うほど気に入っています。
なぜ慎重な私があれだけ考え抜いて初まつエクサロンを選んだのに失敗してしまったのか。また、初めてのまつエクを絶対に失敗しないためには何をポイントに選んだらいいのか、失敗したからこそわかるポイントを紹介してみます。
口コミ命の私が選んだまつエクサロン
私は何をするにもまず口コミを重要視します。どこへ行くにも、何を買うにもまず口コミをチェックします。
なぜそうするかというと、その商品や店が多くの人にどのように思われているかというメリットをチェックできるだけでなく、デメリットも透けて見えてくるからです。
性格にもよるでしょうが、私は断然デメリットを知った上で購入したいタイプ。買ってから「あぁ、それは知らなかった」とガッカリするのが嫌なのです。
だから通販サイトであれば口コミを全部読み、商品の良い面も悪い面も把握して購入します。
一番良いのは近くにその商品を使っている人がいることですね。実際に使ってみた感想をより具体的に知ることができます。
美容室選びも、ホットペッパー ビューティーで気になったサロンの口コミや店主のブログを全部読んだ上で選んでいます。
しかし今回初めてのまつエクに選んだサロンはジム友からの紹介で、ホットペッパーには掲載されていないサロンでした。
サロンのホームページやFacebook・インスタをチェックすることができず、ジム友からの口コミだけが全てというのは正直不安もありました。
しかし、
サロンがうちのすぐ近くだったこと
安価だから失敗しても後悔しないだろうと思ったこと
目の前に実際に施術した人が参考になった
この3点とその場のノリみたいな、勢いで決めてしまいました。ある意味、私のような慎重な人間はこういうノリも必要だったりするのです。
そのサロン(仮にAとします)を紹介してくれたジム友はよく同じプログラムに参加している人で、会えば言葉を交わすような間柄でした。
その人もAサロンで定期的にまつエクをしており、Aサロンの様子や施術者さんのことを詳しく聞くことができたのは大きな収穫と感じました。
また、実際にまつエクをしてもらった状態を見られたというのも大きな決め手となりました。とても自然でナチュラルな目元に仕上がっていたので、これなら大丈夫だろうと感じたのです。
辛い記憶・初めてのつけまつげでドラァグクイーンに
ただそれでも不安は残っていました。
というのも、私はまつエクはしたことがありませんがつけまつげはしたことがあります。
初めてのつけまつげは結婚式の時(^_^;)
結婚式というあの衣装とメイクに合わせたつけまつげは、それはそれは・・・盛っているものでして。
案の定、派手なメイクと衣装ですら浮いてしまうようなつけまつげで、つけまつげをつけた私の顔をひと言で表すなら「ドラァグクイーン」(>_<)
せっかくの結婚式の写真は今でも見返すことはないほど。悲しい記憶です。
初めてまつエクをするにあたり、心配だったのはただ一つ、「またドラァグクイーン(のような顔)になってしまうのでは」ということでした。
元々、昭和顔で男顔。うっかりすればドラァグクイーン風になるのは当然のことかもしれません。だからこそアイリストさんと慎重にカウンセリングをしなければなりません。
期待と不安でいっぱいな気持ちでAサロンに向かいました。
そしてその結果
初めての場所・人・施術で超緊張しましたが、それでもまつエクが終わりホッとしたところで鏡を見せられた瞬間思いました。
大・失・敗 (T_T)
慎重にサロン選びをしてきたつもりでいましたが、結局はノリのような勢いで選択してしまったことを、この時ほど後悔したことはありません。
鏡に写った自分の顔、それはまさに結婚式の時の、あのドラァグクイーン!!もう二度と見たくなかったあの時の目でした。このショック、伝わるでしょうか。
値段に関してだけ言えば、失敗しても諦めのつく金額でした。これは事前にわかっていたこと。それなのになぜこんなにも落胆してしまったのか?
それは、この目で何週間か過ごさなければならないということにゾッとしたからです。
私の目ですが、まつげは短く密度もそこそこなものの、もともと目力があるタイプの瞳だったため、それを誇張・・・というか悪目立ちさせてしまうような仕上がりでした。
息子から言われた言葉は
「月影先生みたい」
・・・確かに(-_-メ)
いえ、月影先生には何の罪もありませんが、とにかく圧が強すぎて、我ながら自分の顔に何日経っても慣れることができませんでした。
鏡を見るたびに「!」とひる見続けること一週間。いっそのこと付け替えようか、それともこのまままつエクが自然に落ちるのを待とうか迷っていたのですが、息子のこの一言で付け替えにいく決心がつきました。
「その目で卒業式に来るの?」
おりしも息子の学校の卒業式が近づいており、そのために初まつエク&初サロンジェルネイルをしたということもありました。それなのにまさかそのまつエクのせいで式典の出席を拒絶(?)されるとは!
ただ息子がそう思うのも無理ありません。なにしろ自分が一番「この目で知り合いに会うのは嫌だなぁ・・・」と思っていたのですから。
この息子の言葉に背中を押され、初まつエクのわずか一週間後に新たなサロンで付け替えてもらうことを決心したのです。
初めてのサロンで失敗した原因を考えてみる
その前に、なぜ初まつエクを失敗してしまったのか、その原因を考えてみます。
すぐに頭に浮かんだのがこの3点です。
- 太さが選べなかった
- Aサロンの特徴は安価で付け放題だった
- 紹介してくれた人の年齢が若かった
詳しく見ていきます。
①太さが選べなかった
ジム仲間がまつエクをしているの詳しく聞いているうちに、美容に無頓着な私でもまつエクには素材の違いや太さの違いがあるということを知りました。
詳しい説明は省きますが、イメージ的にも素材が細い方がより自然な仕上がりになるということはわかります。
だから初まつエクも、なるべく細い素材でとお願いするつもりでした。ただそれはプロの考えにお任せするということを優先し、相談でお願いしようと思っていました。
しかし、最初にカウンセリング(用紙にアレルギーの有無等の記入)を終えた後、見本などはなく
「カールはどれにしますか?」
と聞かれ、とまどいながら乏しい知識で「Cカールで」とお願いしただけで、それ以上の説明がないまま施術に入ったのです。
これは後で考えれば、「その時に質問すればよかった!」と思うのですが、とにかく初めてのことでどういうタイミングでそういうことを聞いたらいいのか、また、素人がプロのやることに口出ししては申し訳ないのでは・・・?という余計な気遣いをしてしまった事が「初まつエク失敗」という結果に繋がってしまいました。
②Aサロンの特徴は安価で付け放題だった
Aサロンの特徴はと聞かれれば、きっと「安いのに付け放題」ということになるのかもしれません。しかし私はそのことにあまり重きを置いていませんでした。
というのも、値段が安いことに越したことはありませんが、私は何においても「安い」という点が購入の動機になることはありません。
それよりも、信頼やそこに至るまでの経緯を重視しているし、良いものが値段が張るのは当たり前のことだという考えだからです。
だから今回Aサロンを選んだ動機としては、
ジム友の紹介 = そこに至るまでの経緯
ジム友が実際にAサロンでまつエクをしている = 信頼
でした。
ただ、今回私が見落としてしまった最大の要因は
Aサロンを選ぶ人のペルソナを考えていなかった
ということです。
どういうことかと言えば、私とジム友さんは当然ながら違います。生活も違えば価値観も違います。
その延長線上で、「まつエクサロンを選ぶ基準が違う」というのも当然のことでしょう。
例えば、先ほど書いたように私のサロンの選び方としては
近いとありがたい
知っている人が行っているところが安心
値段よりも質の良さを重視したい
だとすると、ジム友さんのサロンの選択肢は
安いところがいい
安い上に付け放題というのがいい
だとしたらどうでしょう?
私が求めるサロンとは大きくかけ離れていることがわかります。
私が初まつエクで失敗してしまった最大の理由、それは「サロンに求めているものの違いを見抜けなかったこと」だったのです。
③紹介してくれた人の年齢が若かった
サロンに求めるものが自分の価値観と同じということを希望するとしたら、それは自分と同年代の人や、素敵だなと思う人の意見を聞くことかもしれません。
となれば、思うとおりに施術してもらいたいのであれば、そのような人選をすべきだったのでしょう。
しかし私はその点に気づくことが出来ず、価値観の違うタイプの人から紹介をしてもらったため、思うようなデザインになりませんでした。
今思えば、Aサロンを紹介してくれた人は30代、施術者も同じような年代だったのかもしれません。だからこそ、紹介してくれた人とAサロンは良い関係性だったのでしょうね。
自分を老け込ませる必要はありませんが、やはり同年代からの紹介・同年代の施術者というのが、初めからまつエクを成功させるポイントなのかもしれません。
グルーが目に染みた
Aサロンでつけたまつエクの本数は140本でした。この本数は両目を合わせた数なので、70本ずつ付いたということになります。
ちなみにサロンを紹介してくれた人は150本ついているそうです。これは自分がまつエクをした後に知ったことでしたが、とてもそんなに持っているようには思えなかったのでとても驚きました。
ということは、目の形状や顔によって似合う本数というのは大きく変わってくるということなのでしょう。
それから施術中のことなのですが、目が染みたことが1度だけありました。
これはグルー(接着剤)の刺激によるものですが、「あっ、染みる・・・」と思ってもどのタイミングで伝えるものなのか、それともこのくらいは我慢するものなのか、ここでもまた戸惑ってしまいました。
伝えようかどうか迷っているうちに刺激も消えてしまったため、最後まで言いませんでした。
グルーの刺激で目が染みるというのはよくあることのようです。
グルーとの相性や体調にもよるのかもしれませんが、そのあたりは施術者が確認をしながら施術を進めるというのが一般的のようです。
もし自分にアレルギーがあり心配な方は、あらかじめ伝えておけば安心ですね。
2つめのサロンでようやく納得のいく仕上がりに
さて、以上のことを踏まえて2つ目のサロン探しに入りました。
ただ、Aサロンの予約ができたあと、これまたジム友(こちらは私と同年代の方)にBサロンを勧められていたのです。
その時はAサロンで失敗すると思っていなかったので、頭の隅にとどめただけだったのですが、今回はその情報を引っ張り出してきました。
Bサロンは私もサロン探しをしていた時に見かけていたところで、こちらはホットペッパー ビューティーにサロンの情報やデザイン見本や口コミも載っており、これも隅から隅まで読んで「ここなら大丈夫だ」という確信を得ることができました。
2度目の、それも前回はほんの1週間前にも関わらず施術してもらうということで、かなり慎重に選びました。
決め手となったのは口コミにあった「施術前の十分なカウンセリングで納得のいくデザインが決められた」ということでした。
ブログからは、私が心配していたことやこうなって欲しくないということを伝えれば、必ずその通りにしてくれるであろうというお人柄も伝わってきました。
施術者の写真もあり、年齢も近そうだったことや、優しそうな雰囲気などから、今度こそはうまくいくという確信を持つことができました。
まつエクの毛の種類は、セーブル・ミンク・シルクなどがあるようで、それぞれに特徴はあるけれど今回のBサロンの取り扱いはセーブルでした。
セーブル毛は「ふわふわの羽」と呼ばれているそうで、私が求めていた仕上がりには理想的のような気がします。
Bサロンで事前にしっかりとカウンセリングをしてもらい、出来上がったまつエクを鏡で見た時には、
「これです!こういうまつげを求めていたんです!」
と思わず言ってしまったほど。それくらい嬉しかったし、伝わる人にはちゃんと伝わるのだなぁと感激すらしてしまいました。
カールの種類
まず最初のカウンセリングでカールの種類を決めるのですが、Aサロンでは見本がなかったため、イメージ的に自然なカールはCカールだと思ってそう伝えました。
しかし今回のBサロンでは、見本を見せてもらいながら私の仕上がりの希望を伝えたところ、
「それでしたらJカールがいいと思います」
とのことでした。
Jカールはより自然に見えるカールだそうで、私の希望でもある「自まつ毛が長い人」というイメージにはピッタリなのだそう。
本数
前回は、元々の私の目力があるところに加え、太いまつエクにパッチリCカールの70本(両目で140本)というところが失敗の原因でした。
だから、細いまつエクで40本であれば、Cカールでも不自然ではないのだそう。これには少し心が揺らぎましたが、まずはJカールで40本(両目で80本)でお願いすることにしました。
セーブル毛・Jカール・40本、結果としてはこの選択がことごとく成功し、納得のいく仕上がりになったのです。
次回からは少しだけ挑戦してみても
初めてのまつエクで大失敗し、鏡を見るのが辛いほどに落ち込んでいたのが一転、自分に合うサロンを見つけたことで、希望通りの仕上がりになって大満足です。
その上で次回は、
Jカールを50本(両目で100本)
もしくは
Cカールを50本(両目で100本)
に挑戦してみたいなと思っています。
正し、絶対条件としては細いまつエクの毛であるということ。これはBサロンに通うのであれば条件はクリアなので、カウンセリングをしてもらいながら楽しんでいこうと思っています。
結論 50代が痛々しくならないまつエクデザインはこれだ!
初めてのまつエクに挑戦し、結果としてまんまと「痛々しい50代」になってしまったわけですが、そんな経験をしたからこそ言えることがあります。
50代のまつエクは素晴らしい! ぼやけて勢いのなくなってきた目に力を与えてもらえるし、なんならノーメイクでも(わりと)OK。やはり目がはっきりしていると一気に華やかになります。
ただし、そのためには50代だからこそのサロン選びやオーダーの仕方を間違えないようにしなければなりません。
年齢や価値観の近い施術者が運営するサロンを、口コミやブログで判断した上で、
1 細い毛・セーブル毛
2 Jカール
3 80本から始める
この3点を伝えればきっと納得のいく仕上がりになるはずです。
口コミやブログを読んで施術者が自分の価値観と近いかどうか見分けるのは一見難しいと思うかもしれませんが、案外すんなりわかると思います。
まずは失敗しないために、面倒かもしれませんが口コミを隅から隅まで読んでみてください。もちろんその口コミに対する施術者のコメントを読むのもお忘れなく。
さらに、初めてのエクステに納得がいったなら、次からの挑戦として
1 細いまつエクは最低条件
2 細ければCカールも悪くない
3 ただし本数は欲張らない
というのもいいかもしれません。
とにかく50代のまつエクはもり過ぎないこと!欲をかかず「自まつげが長くなった」というイメージを目指しましょう。そうすればきっと納得のいく仕上がりになると思いますよ。
50代だからこそまつエクは目元に華やかさをもたらしてくれます。ふと鏡に写った自分の顔を見た時に感じる小さな誇らしさは、やがて自分をワンランクあげてくれる、そんな自信にもつながると思います。
まずは気になるサロンの口コミを読んでみませんか?それが美の第一歩かもしれません。