私たちの世代になると、年齢に抗えないなぁと思う部分がたくさん出てきます。年齢だけでなく重力に抗えない・・・とひしひしと感じるのはバストの位置。
「アレ? 私のバストの位置ってこんなに低かったっけ・・・?」
誰しもがそう思い始める頃ではないでしょうか。
50代からバストの位置を上げると言うと「そんなこと絶対無理!」と言われそうですが、実際に私が意外と簡単にできてしまったバストアップの方法をお話しします。
女性の胸が垂れたのはユニクロのブラトップのせい?
私は自分のバストの位置が下がったのも・・・というかぶっちゃけ胸が垂れた(>_<)のは、ユニクロのブラトップのせいだと思ってきました(苦笑
ブラトップのCMに出演していた吹石一恵さんは美乳を惜しげもなく披露していましたが、あれは「本当にブラトップだけで撮影した」と何かのインタビューでおっしゃっているのを見ました。
「んなわけあるかいっ!」
とツッコみました・・・が、本当にブラトップだけであの美乳なのだそうです。すご過ぎ!
もちろんですが私の胸が垂れたのはブラトップのせいではありません。年齢を重ねていった女性には当たり前の現象です。
キチンとしたブラジャーをつけていればここまで垂れなかったのでしょうが、私は昔から締め付けのある下着が大の苦手。
はずした時にホッとするような下着を一日中つけていなくては胸が垂れるのなら、私は「だったら垂れてもいいから楽な方を選ぶ」と言います。
とはいえ、やはり写真などに写った時の自分のバストの位置を見ると、少々悲しくなることも。やっぱり苦しくてもちゃんとした下着をつけなきゃダメか・・・
そう思っていたのですが、ある時フト気づいたら私のバストの位置が変わっていたのです。
そう、バストアップしていたのです!!
それはなぜか?
考えられる理由が二つほど浮かびました。
50代からのバストアップ方法はマッサージ?サプリ?
ツンと上がったバストトップは、40代・50代だけでなく全世代の女性の希望だと思います。面倒くさがりな私ですら、「簡単に叶うのであれば」という条件付きではありますが、ひそかに憧れていましたし、また年相応に下がったバストはコンプレックスでもあったのです。
これまでの知識であれば、バストアップするためにセルフマッサージをしたり、もしくはボディメンテナンスとしてサロンに通ったり、はたまたサプリメントを摂ったりしていたと思います。
まぁそもそもそれらが面倒だからこそ、重力に逆らうことなく楽を選択してきた結果が今なのですが・・・
通販サイトでも大人気のバストアップ商品が多くあります。レビューも多く、いかに関心が高いかもわかります。
もちろんマッサージやサロン・サプリを否定するつもりがあるわけではありません。むしろ自分にはできないことなので尊敬に値するほどです。自分に手をかけてあげている女性には本当に憧れます。
しかし何度も言っている通り、基本が面倒くさがりの私にはそれらを実践することはできないのです。
でもバストアップしたい!
私のように美意識が低くて面倒くさがりが、そんな願望が叶えられるのか?そんな方法があるのか?
・・・あったのです。そして50代であってもバストアップが実現したのです!
50代からのバストアップの方法
それはこの春から通い始めたジム。筋トレとスタジオプログラムのヨガやピラティスをやっています。
そもそも筋トレはダイエットを目的としてそれ以前から家で行っていました。
「スロトレ」という自重で筋トレを行うものですが、手軽だし「これで絶対に痩せられるだろう」という確信もありました。
参考記事
このスロトレをきっかけに、もっと本格的にマシンを使った筋トレに興味を持ち、ジム入会に至りました。
私がジムで使っているマシンは主に以下の4つ。
① レッグプレス(大腿四頭筋・ハムストリングス)
② ラットプルダウン(広背筋・上腕二頭筋)
③ チェストプレス(大胸筋)
④ アブドミナルクランチ(腹筋)
この中でも、特にバストアップに効果があるのは「チェストプレス」です。
こちらの動画は短いですが、女性がバストアップのために胸筋を鍛えるのにポイントを正しく説明していると思います。
胸に呼吸を入れながら上げ下げする
肩の力を抜く
胸を張る
など、的確なアドバイスをシンプルにしてくれていますが、なかでも私が重要と感じたのは
手首が返らないように
という点です。
というのも、重さに負けて手首が曲がってしまうと、胸筋に力が正しく伝わらないからです。
そんなところを頭に置きながら動画を参考にしてみてください。
やり始めた時、一番苦手だったのが実はこのチェストプレスでした。
スロトレでも「プッシュアップ」という大胸筋を鍛える運動がありましたが、最初は3回も出来なかったほど(>_<)
それがジムのマシンの負荷を軽い所から始め、徐々に出来るようになり、今では結構な重さを上げることが出来るようになりました。
今では胸の上部にはっきりと筋肉を感じられるようになり、これが垂れたバストをアップさせるのに大きな役割をしてくれていると思っています。
ピラティスのプッシュアップもバストアップに効果的
スタジオでピラティスのレッスンも受けているのですが、コアを鍛えるピラティスはヨガとは違いかなり強度の高いエクササイズです。
体の全面・背面・腸腰筋など、普段はあまり意識しない部分を鍛えることで、最初は苦しかったけれど気づけばバランスの取れたスタイルが作られてきました。
バストアップさせるピラティスとしては、先ほどのスロトレで行ったような「プッシュアップ」があります。
50代のバストアップは決して夢じゃない
以上の大胸筋を鍛える筋トレを続けて3ヵ月が経ちますが、今ではブラトップでもバストの位置が大きく変化したのを感じています。
ただこれは大胸筋が鍛えられたのと同時に、姿勢が良くなったという理由も考えられます。
これまでの猫背気味の姿勢から、背筋を伸ばし胸を開けるようになったこともバストアップに一役買ったと感じています。
ずっと昔ですが、誰かから聞いた言葉で、
「ガードルなんて履かずに筋肉のガードルをつけなさい」
というのがあり、それが心に引っかかっていました。
バストアップもまさにそう。矯正下着でぎゅうぎゅうに締め上げるのではなく、筋力をつけることによって、大胸筋に直接働きかけるし、筋力がつけば正しい姿勢も取れるようになります。
中高年のバストアップは夢じゃない!私が体験したからこそ自信をもって言える言葉です。