Apple Watchが発売されてからというもの、いわゆる「スマートウォッチ」というものが定番化してきたように思います。
新しいもの好きの私もスマートウォッチに興味はあったものの、その値段に諦めざるを得ませんでした。使いこなせるかどうかわからないものに、しかも専業主婦の私にはあの値段は出せません。
しかしあれからずいぶん経ち、今ではApple Watchだけではなくさまざまなメーカーからスマートウォッチが発売されるようになりました。
気になったので安価なスマートウォッチをお試しで購入して使ってみましたが、今では私の生活で、なくてはならないもの・・・とまではいかないまでも、うっかり忘れてしまうと「しまった!」と思うほどの存在になりました。
\スマートウォッチはこんな方におススメ/
- 目覚ましの音で毎朝ビクッと目が覚める人
- ダイエットを成功させたい人
- 身軽にウォーキングやジョギングをした人
- 長時間座って仕事をしている人
スマートウォッチでできること
まず、スマートウォッチとは何か?と思う方もいるかもしれません。
スマートウォッチとは
スマートフォンのような情報機器の機能を内蔵した腕時計のこと。スマートフォンと連携して電話の着信を通知したり、電子メールやLINE・ツイッターなどのメッセージを表示することもできる。
また、心拍数や血圧・歩数などの身体活動情報を表示したり、その情報をスマートフォンで管理できるなどの機能がある。
例えばスマホにかかってきた電話ですが、スマホが手元になければ着信に気づくことができません。しかしスマートウォッチをしていればこちらに通知音がなったりバイブレーションがあったりと、着信を聞き逃すことがありません。
同じようにメールやLINEの着信もスマートウォッチに届くため、緊急の連絡を逃すことがなくなります。
さらに、心拍数や血圧も画面操作で簡単に計測でき、その情報がスマートフォンに送られグラフ化されます。もちろんそのための操作は必要なし。
また歩数計も内蔵されているため、スマホを持ち歩くことなく身軽にウォーキングを行うことができ、それも自動でスマホに送られ管理できます。
これまで血圧は血圧計で、歩数は歩数計で計測していて、それを面倒臭いとも思わない方もいるでしょうが、スマートウォッチの手軽さを知ってしまうと、もう元には戻れないほどの便利さです。
私が感じたスマートウォッチの良いところ
私がスマートウォッチを購入したのが2018年の4月で、かれこれ7ヶ月使っていますが、その間1度も外したことがありません。
防水に関しては「IP67防水」となっているものが多いようですが、あくまでも「うっかり水をこぼしてしまった」程度に考えておく方がよさそうです。
サウナ等の高温多湿な場所も、端末内部に水滴が侵入する恐れもあるため使用しない方が無難でしょう。私もホットヨガの際には外しています。
7ヶ月間使用してみて、正直スマートウォッチのデメリットが私にはありません。良いことばかりなので外す理由がないのです。
私が日々感じているスマートウォッチの良いところを挙げてみます。
スマートウォッチのココがおすすめ
① 目覚ましにビクッとしないで済む
これは私が毎日朝が来るたびに感じていることです。
というのも、私は目覚まし時計の音にビクッとして目が覚めてしまい、1日の始まりが激しい鼓動とともに始まることが苦痛でならなかったからです。
今はスマートフォンを目覚ましに使っている人が多いのでしょうが、私は寝室にスマホを持ち込みたくないと考えているので、あくまでも目覚まし時計で起床時間を管理しています。
唯一、ビクッとする度合いが低かったのが「ミッキーマウス ボイスアラーム」という目覚まし時計で、こちらは30年近く愛用していました。
それでもあくまでもビクッとする度合いが低いだけで、毎朝ミッキーマウスの声でドキッとしながら目が覚めることに変わりはありませんでした。
だからスマートウォッチを使うようになってからと言うもの、とにかく朝が快適に目覚めることができるようになったのです。
スマートウォッチは設定した時間になるとバイブレーションで知らせてくれるため、音で目を覚まされるよりもスムーズに目覚めることができます。
バイブレーションも強すぎず弱すぎない絶妙なものなので、快適に起床できるようになりました。
もうこの部分だけでも私にとってはスマートウォッチを使いだした意味があるというもの!それくら便利な機能です。
スマートウォッチのココがおすすめ
② 歩数計がある
昔はウォーキングをする際には腰に歩数計をつけて歩いていましたが、今はスマートフォンの歩数計でカウントしている人も多いでしょう。
しかし、なるべく荷物を少なくしてウォーキングしたい時や、ジムのウォーキングマシンを使う時などはスマホを持つことができません。
その点、腕にスマートウォッチをつけていれば歩数をカウントすることも簡単だしより正確です。
軽いから手の動きを妨げることもなく、つけていることを忘れるほど。
1日にこなしたい歩数を登録しておけば、達成した時にバイブレーションで知らせてくれるので(私のスマートウォッチはトロフィーのイラストが表示されて何気に嬉しい)かなりやりがいがあります。
私は1日の目標歩数を8,000歩に設定しているのですが、気づいた時に6,000歩だったりすると
というモチベーションにも繋がっています。スマートウォッチを使うようになってからというもの、とにかく歩くことが多くなったのは大きなメリットだと感じています。
スマートウォッチのココがおすすめ
③ 心拍数計がついている
ダイエットを目的として、ウォーキングやジョギングやエアロビクスなどの有酸素運動をする方も多いと思います。
でも長く続けているのになかなか効果が出ない・・・と感じているのなら、それは脂肪が燃える適正な心拍数で行っていない、と考えられます。
脂肪が燃える適切な心拍数は年齢によって異なります。
脂肪が効率よく燃焼する心拍数は最大心拍数の60%~80%とされ、計算式で求められます。
目標心拍数の求め方(カルボーネン法)
最大心拍数=(220 – 年齢)
目標心拍数 = (最大心拍数 – 安静時心拍数)× 運動強度 + 安静時心拍数
こちらのサイトでは年齢・安静時心拍数・運動強度を入力するだけで、目安となる心拍数が表示されるので便利です。
せっかく有酸素運動をするのですから、確実に脂肪が燃えるゾーンで行いたいものです。そのために心拍数は必須アイテム!心拍数計がついているスマートウォッチならダイエット効果に差が出ます。
スマートウォッチのココがおすすめ
④ 長座注意アナウンスがある
私の普段の生活は椅子に座っていることが多く、これまでも気づいた時に立ち上がって軽い運動をするように心がけていました。
しかしそれはあくまでも「気づいた時」であって、気づかなければそのままになってしまいます。これはあまりよくないことです。
でも「長座注意アラート」があれば、デスクワークが長時間続いた時に自動で感知し、運動するよう注意喚起してくれます。これがとても便利。
アラート時間は設定ができるので、私は1時間ごとに注意喚起してもらえるようにセットしています。
ちなみに、「サイドステッパー」を購入してからはアラートが鳴るたびに10~20分踏んでいます。 以前、「一生続けていける運動のためにサイドステッパーを検討している」という記事を書きました。 \エクササイズはおうちで気軽に/ あれこれ比較した結果、エアロラ ... 続きを見る
エアロライフ サイドステッパーの効果的なやり方とは
その他にもスマートウォッチには様々な機能があります。
睡眠の質がグラフで表示したり、メールやLINEの冒頭の部分が確認できたり、スマホのカメラを遠隔操作できたりもします。
ただ、これらの機能は最初のうちは面白がって使っていたのですが、そのうち全く使わなくなったり見なくなったりしました。
メールやLINEの着信チェックができるのはとても便利ですが、BluetoothをONにしておくとスマホのバッテリーの減りが早かったので使わなくなりました。(これは私のスマホのバッテリーが消耗しているからかもしれませんが)
それでも、歩数計や心拍数計・長座注意アラート・目覚まし機能だけで十分すぎるほどです。
ちなみに私が使っているスマートウォッチはこちらです。
最初のスマートウォッチということで、お試し感覚ですぐに壊れてもガッカリしない、という気持ちで買ってみました。
2018年の4月に購入して以来、毎日使っていますが今も全く不具合はありません。applewatchではよく「充電がもたない」と聞きますが、1度充電すれば2週間かそれ以上はもちます。
私はパープルのバンドを選びましたが、予備でブラックのバンドもついていました。
とにかくコスパがいいスマートウォッチです。
じゃぁスマートウォッチの悪い点は?
なんだかまるで回し者のようにスマートウォッチをべた褒めしてしまいましたが、ここで無理矢理デメリットを挙げてみます。
スマートウォッチのココがダメ
① 充電が必要なこと
通常の腕時計であれば、ボタン電池の寿命は平均して1~3年といったところでしょうか。その間、充電や電池交換のわずらわしさはなく使い続けられます。
その点、スマートウォッチは定期的に充電をしなければなりません。これが悪い点といえばそうかもしれません。
ただ、果たしてこれはスマートウォッチのデメリットなのか?ということです。
私などは面倒くさがりなので、時計屋さんに時計を持って行って電池を交換してもらうのをついつい先送りしてしまいます。
それに比べ、期間は短いけれども家で手軽にできる充電はそうデメリットとも感じません。なにしろ無理矢理挙げてみたデメリットなので。
使用年数が長くなれば充電のもちが悪くなることも考えられますが、今の充電間隔であればなんの問題もありません。
スマートウォッチのココがダメ
② 夏場はあせもができる
自慢ではありませんが私は肌がとても丈夫。何かにかぶれるということは人生でほとんどありませんでした。
しかしこの夏の尋常ではない暑さのせいでしょうか、残念ながらバンド部分がかぶれてあせもができてしまいました。
バンドの素材は「TPU」というもので、「肌に無刺激です」とありますが、私の丈夫な肌がかぶれたのですから、刺激に弱い方は注意が必要かもしれません。
ただ私の場合は、かぶれた時に腕から外しておけば次の日には治っているので問題はありませんでした。
ということで、以上が私が感じる無理矢理ひねり出したスマートウォッチのデメリットです。
スマートウォッチのまとめ
スマートウォッチを試しに使ってみたいと思う人たちにとって、安価ではありながら良い品質のものが手に入る時代になってきました。
機能的にはそろそろ頭打ちでしょうから、今後はさらに安くなる、なんていうこともあるかもしれません。
まずはスマートウォッチがどんなものなのか使ってみたいという方、今が買いだと思いますよ。