なかなか手に入らないと噂の、マッターホーンのバームクーヘン。なんでも
「当日手に入ったら奇跡」
とまで言われるほど入手困難なのだとか。
当然、確実に手に入れるならば予約は必須で、その予約をしてもしばらく待たなければならない・・・という話も耳にします。
また、バームクーヘンが当日運よく店先に並んでも、一人の人がある分全部買い占めていくということもあるそうで、それだけマッターホーンのバームクーヘンが人気だということがよくわかります。
私は喫茶室で期間限定のモカソフトを食べた後、クッキー缶を買おうとしてレジに並んだところ、ショーケースにバームクーヘンがあったので購入しました。 学芸大学にある老舗の洋菓子店・「マッターホーン」をご存知でしょうか。 焼き菓子や生菓子も人気ですが、中でも「当日手に入ったら奇跡」とまで言われるほど有名なのがバームクーヘン ...
マッターホーンのモカソフト わざわざ行って並んでも食べる価値あり
しかし同行者によると、入店した際にはバームクーヘンは売り切れだったそうで、運よくその後商品が並んだところに出くわしたらしいのです。
そんな大人気のマッターホーンのバームクーヘンについて調べてみました。
マッターホーンのバームクーヘンは通販ができる
モカソフトを食べに行った話の際にも触れましたが、マッターホーンは「一店舗主義」を貫いている老舗の洋菓子店。
店の場所は学芸大学で、遠方の方にとっては興味があってもなかなか買いに行くことは困難かと思います。
朗報は缶入りクッキーやバームクーヘンが通販できること!ただし、注文は 店舗・またはFAXのみ となります。
FAXの注文書はサイトからダウンロードが可能です。
FAXで注文を送信後、お店から確認の電話が届いたら受付完了となります。
若干時間はかかるようですが、気長に待てるという方にとっては嬉しいサービスですね。
マッターホーンのバームクーヘンが店頭に並ぶ時間
ホールのバームクーヘンが店頭に並ぶことはまずないほど人気だそうですが、冒頭にも書いたように、たまたま行ったタイミング次第でショーケースに登場していることもあります。
だとすれば、バームクーヘンが焼きあがる時間がわかれば便利ですよね。
しかし残念ながら、店頭に並ぶ時間は決まっていないようです。あくまでもケースに並ぶ時間は不定期なので、いつ行っても入手できるというものではなさそうです。
また今回私は、スライスされたバームクーヘンが2切れ入ったものを3袋購入して帰りましたが、こちらも購入数が決められています。
ご来店いただき当日販売分のお買い求めを
お一人様クーヘンカット20袋又はクーヘン丸型3台まで
に限らせていただいております。
バームクーヘンの個包のお値段は1つ300円、ホールのお値段は2,000円ですから、20袋購入するとしたら6,000円、3型で6,000円・・・結構なお値段です。
でもそれだけの価値はあるのでしょう。個包の方は配ったらとても喜ばれると思います。
とはいえ、私が伺った時もショーケースに並んでいたのは20袋程度だったように思います。在庫が別にあるのかどうかわかりません。
それを目の前ですべて購入されてしまったら・・・ちょっとショックかも(^_^;)
マッターホーンのバームクーヘンの賞味期限
やっと手に入れたバームクーヘンですから、大事に大事に味わいたいところ。しかし賞味期限が気になります。
通常、バウムクーヘンといえば日持ちがするイメージがします。私もよく、父の日や母の日の贈答品としてバームクーヘン付きのブーケを送ることがあります。
ちなみに、バウムクーヘンで有名な各店舗の賞味期限はこちらです。
治一郎 | ホール・カット共に約2週間 |
クラブハリエ | 7日 |
ねんりんや | ホール・6日 カット・6~9日 |
ユーハイム | ホール・製造日より60日 スライス・製造日より45日 |
クラブハリエとねんりんやは約1週間ほどと短めですが、ユーハイムはホールで1ヶ月と長め。まさに贈り物にピッタリです。
しかしマッターホーンのバームクーヘンの賞味期限は、 スライス・ホールともに4日以内 とかなり短いです。保存料や水分量が他のバームクーヘンと違うのでしょうか?
詳しくはわかりませんが、いずれにせよ自宅用であればそう多くは買い置きできないし、配るとしてもすぐに渡せるようでないとあっというまに賞味期限が来てしまいます。
新鮮なうちに美味しく食べきれる量を購入するのがよいのでしょう。
マッターホーンのバームクーヘンの原材料
賞味期限の話題が出たところで、バームクーヘンの原材料が気になったので調べてみました。
マッターホーンのバームクーヘンの原材料は以下の通りです。
個人的に意外だったのは小麦粉よりも先に鶏卵が表示されているということでした。重くなくあっさりした印象なのはそのためでしょうか。
ちなみに、他メーカーのバームクーヘンの原材料も調べてみました。
鶏卵・砂糖・小麦粉・ショートニング・マーガリン・麦芽糖・バター・米粉・乳等を主要原料とする食品・食用乳化油脂・洋酒・澱粉・水飴・寒天加工品・トレハロース・乳化剤・膨張剤・グリシン・香料(原材料の一部に卵・小麦・乳成分・大豆・オレンジを含む)
卵・砂糖・バター・小麦澱粉・小麦粉・ホワイトチョコレートコーチング・アーモンドパウダー・液糖・食塩・レモン果汁・バニラビーンズ・レシチン(大豆由来)
比べてみるとマッターホーンのバームクーヘンは原材料がシンプルだということがわかります。
家庭でバームクーヘンを作るとしたら、「卵・砂糖・バター・コーンスターチ・ラム酒・はちみつ・薄力粉」が一般的なようなので、マッターホーンのバームクーヘンはより手作りに近い味ということでしょうか。
そう考えると賞味期限が短いという点も納得できます。
冷凍保存は可能?
賞味期限が短く、その間に食べきれないというのであれば、すぐに思いつくのが冷凍保存です。
マッターホーンのバームクーヘンが冷凍保存可能なのかどうかはサイトに表記されていませんでしたが、一般的には冷凍保存が可能なようです。
冷凍保存して美味しくいただくためには、バームクーヘンが空気に触れないようにラップで包み、ジップロック等に入れて冷凍するのが良いようです。
食べる際には自然解凍でOK。味もさほど変わらないとのこと。
しかし、やはり出来立てを食べるのが一番!購入も食べきれる程度の量というのがスマートかもしれませんね。
マッターホーンのバームクーヘンのお味は
さて、長々と書いてきましたが、実際にマッターホーンのバームクーヘンを食べた感想です。
実は私、バームクーヘンがあまり得意ではありません(^_^;)
これまでも人気店と言われるバームクーヘンはすべて食べてきましたが、「もう一度並んで買ってでも食べたい!」と思ったバームクーヘンは1つもありません。
これはあくまでも個人的な味覚の違いで、バームクーヘンよりもシュークリームの方が好き・・・というような好みの問題でもあります。
だから今回、特に興味がなかったバームクーヘンでしたが、目の前にスッと出されていたなら手を伸ばさないわけにもいきません。
そんな興味本位で購入したマッターホーンのバームクーヘンでしたが、食べてみてビックリ!
私がこれまで食べてきた全てのバームクーヘンの中で、マッターホーンのバームクーヘンが1番美味しい!
これはAよりBの方がまだまし、という意味ではなく、「マッターホーンのバームクーヘンが美味しい!」という意味です。
もっちりとした食感としっとり感、甘さも程よく後引く美味しさです。薄くスライスしてあるのもとても好みでした。
これは「並んででも買いたい」です。そしてお店に伺ってバームクーヘンがなかったらかなりガッカリするレベル(>_<)
とうとう私もバームクーヘンの扉を開けてしまいました・・・しかもなかなかのいばらな扉を!!
今後またいつ食べられるかわかりませんが、出会えた時を心待ちにしたいと思います。