ヘナ歴は白髪染め目的でなく、トリートメント代わりに使用していた頃から入れるともう10年以上になります。
今は白髪が気になるので定期的にヘナで染めていますが、白髪が染まるのはもちろん、ここでもトリートメント効果を発揮してくれているおかげで髪には天使の輪が出来ています。
これまでいろいろなヘナを使ってきました。ここ数年は「これ!」というヘナがありますが、目新しいものが出るとつい試してみたくなります。
今回気になったのは「マダムヘナ」。
ジアミン不使用なのは当然ですが(安価なヘナはジアミンが使われていることがあります)、より使いやすく特化したのがこのマダムヘナの特徴とも言えると思います。
ネット上では「マダムヘナは染まらない」という声もあるようですが、ヘナ歴10年以上の私が断言します。マダムヘナはきれいに染まります♪
マダムヘナの最強アイテムは容器
お店や通販サイトでもヘナは売られていますが、ヘナ自体はきちんとしたメーカーの物を買えばそう大きな差はないように思えます。
そんな中でマダムヘナの最大の特徴は容器と言えるかもしれません。マダムヘナでは、ヘナを溶くため2種類の容器が選べます。
ボトルタイプと
シェイカータイプです。
ヘナをする時、皆さんはどんな容器で作っているでしょう?私は100円ショップで買ったプラスチックのボウルを使っています。
これはこれで気軽に使えて便利なのですが、ヘナを溶く時にダマにならないようにするため、泡だて器を使っています。
使う道具はたった二つではありますが、作っているものがヘナだけに洗う際にはまわりに飛び散らないように注意をはらう必要があります。これが地味ぃにストレス(>_<)
だからこの容器を見た時には「そうきたか!」と胸が高鳴りました。
実は私、この容器を両方とも持っています。最初はボトルタイプの物を使いましたが、泡だて器を使わないだけでもとても楽。簡単にヘナが作れました。
ただ、付属にヘラや撹拌用の石がついていたものの、いざ使おうと思ったところ混ざり残りがありました。さらには付属のヘラでもきれいに取り出すことができずちょっともったいない思いをしたのです。
その後シェイカータイプを購入し、以前のことを思い出して不安になりつつシェイクしてみたのですが、ビックリするほどあっという間に、そしてきれいにヘナを溶くことができました。もちろん混ざり残りなし!
ボトルタイプと違ってシェイカーの中に手を突っ込めるため取り出しも楽、最後まできれいにそして簡単に使うことが出来ました。
マダムヘナは染まらない?いえいえ、そんなことはありません
マダムヘナのレビューを見ると、「マダムヘナ 染まらない」というのを見かけます。本当にマダムヘナは染まらないのでしょうか?
私はこれまでいろいろなヘナを使ってきましたが、染まらなかったヘナは1つもありませんでした。ただ、一度でしっかり染めるために私なりにしているコツがあります。
- 髪を濡らさずにいきなりヘナを塗布する
- ヘナを塗った後はラップとアルミキャップで保温する
- ヘナを塗ったあとは3時間以上放置する
この3つのコツをおさえればどんなヘナでも(といっても正しいヘナである場合ですが)1度できちんと染まります。一つ一つ見ていきましょう。
髪を濡らさずにいきなりヘナを塗布する
ヘナを塗布する場合の多くは、髪を洗った後、もしくは霧吹きなどで髪を湿らしてから塗布すると思います。私も最初はその方法でやっていましたが、うまく染まらないのでやめました。
私のやり方は、乾いた髪にそのままヘナを塗るという方法です。ヘナペースとの作り方にもよりますが、ちょうど良い硬さに作れた時は液だれせずにきれいにヘナが塗れるし、髪に絡みもいいです。
私は濡らし方が悪いのか、それともタオルドライのやり方が悪いのか、それともペーストの作り方が悪いのかわかりませんが、ボタボタと液だれして服や床を汚したり、うまく色が入らなかったりしたのでこの方法に変更したところ、1度でしっかり色が入るようになりました。
ヘナを塗った後はラップとアルミキャップで保温する
それまではヘナを塗布した後、ラップでくるんでスキーなどで使う毛糸の帽子をかぶっていました。ヘナ後は保温状態を保った方が染まりが良いとされるからです。
もちろんこれでも全然問題はないのですが、より効果を上げるためにニット帽をアルミキャップに変えたところ、さらに染まりがよくなりました。
これはヘナ染めにおススメ!染まりが悪いと感じている方はぜひ使ってみてください。
ヘナを塗ったあとは3時間以上放置する
ヘアカラーと違い、天然色素のヘナは短時間では思ったような色には染まりません。しかし時間はかかりますが、髪や頭皮を傷めないヘナを使い続けることで、何年か後に大きな差が出てくると思います。
私はいつも夕方6時くらいからヘナを塗ってアルミキャップをかぶり(前開きの服にも着替えておきます)、そのまま夕食の準備をして食べ終わった後の9~10時くらいにお風呂に入って流します。
時間は長いですが、塗って放置するだけなのでそう大変なことはありません。
マダムヘナ 染めあがりはこんな感じ
さて、以上のコツを抑えればこんなにきれいに染められます。
生え際を染めるのはなかなか難しいものですが、根元からきれいに染まっています。
マダムヘナにはソフトブラック・ダークブラウン・ブラウン・オレンジの色展開がありますが、今回私が使ったのはヘナのスタンダートでもあるオレンジです。
ヘナといえばオレンジ色が悪目立ちしてしまうイメージがありますが、ご覧の通りブラウンに近いなじみの良いオレンジ。
簡単にきれいに染まって大満足!白髪染めは長く使い続けるものだから、少しでも手間が省けることは嬉しいですね。
マダムヘナは染まらない?いえいえ、そんなことはありませんよ~(^-^)
とにかく容器が使いやすくて気に入りました、マダムヘナ。ブラウンもあるそうなので今度はそれも使ってみたいな。