ホシノ天然酵母を発酵フードメーカーで起こすのは驚くほど簡単でした。
勝間和代さんの「食事ハック」術を実践すべく、天然酵母パン作りを始めました。 勝間和代さんの著書・「やせる!」という本をきっかけに、私の中で食に関する意識がガラリと変化しました。 勝間和代さんの食に関する他の本を読んでみたところ、知れば知るほど理にか ...
食の意識改革スイッチが入ったのは勝間和代さんの著書のおかげ
大昔にホシノ天然酵母でパン作りをしたことがありますが、その時の印象として「天然酵母はとても難しい」と強く記憶に刻まれました。
それ以来手を出してこなかった天然酵母でしたが、今回、勝間和代さんが実際にずっと続けている(ということはそう手間ではなく簡単で美味しい)ということを励みに再度挑戦してみました。
以前と違い、「発酵フードメーカー」を使うことで安定した温度を保てることで、ビックリするほど簡単に酵母がおこせました。
これからも天然酵母で全粒粉パンを焼き続けるという自信の第一歩となりました。
ホシノ天然酵母には専用の発酵
先ほどの少しふれたとおり、私が以前ホシノ天然酵母を起こした時は見事に失敗しました。それ以来、天然酵母に対して苦手意識があります。
失敗した理由は何と言ってもやはり温度管理だと思います。今のようにさまざまな情報がネットで簡単に手に入る時代ではなかったし、本に書かれていることや写真だけを頼りに室温で起こしていたのです。
しかし今はさまざまなメーカーが発酵器を販売しており、あの当時よりも格段に生種起こしが簡単になっています。
勝間和代さんは専用の発酵器・ホシノ天然酵母発酵器で酵母起こしを行っているようです。
ヨーグルティアでホシノ天然酵母起こしのやり方
また、ホシノ天然酵母の起こし方を検索すると、その多くの方がヨーグルティアで行っている方が多いようです。
安心の日本製ということが大きいのでしょうか。「免疫力アップ・インフルエンザ予防・風邪・花粉症対策等に効果がある」と言われている「R1ヨーグルト」を手作りするためにヨーグルトメーカーを購入した方も多いようです。
発酵フードメーカー・BRUNOで天然酵母起こし
うちにはヨーグルトを自宅で作る際に購入した「発酵フードメーカー」があります。
取扱説明書を読んでもネットで検索しても、BRUNOで天然酵母を起こしたという人は残念ながら見つかりませんでした。
しかしBRUNOは「ヨーグルト」「甘酒」「カッテージチーズ」「塩麹」「ワインビネガー」「サワークリーム」などが簡単に作れる発酵フードメーカーで、温度は25℃~65℃まで1℃単位で設定でき、1時間~48時間まで1時間単位で設定できるタイマー機能もあるので天然酵母が起こせることは間違いありません。
形は違えど、ヨーグルティアやホシノ天然酵母発酵器と構造は同じはず。だったらやってみるしかない♪
以下、私が発酵フードメーカーで試したホシノ天然酵母の起こし方です。
- 付属の容器を消毒する
- ホシノ天然酵母を混ぜる
- 発酵フードメーカーにセットする
それでは詳しく説明しています。
容器の消毒
ホシノ天然酵母という繊細な酵母を扱うためには、使用する道具をきちんと消毒しておかなければなりません。
私は昔からこういう作業がおっくうで、つい「ま、大丈夫でしょ」と工程を省きあげく失敗・・・という経験を何度も繰り返してきました。
その理由として、「どうやって消毒すればいいのかわからない」ということも原因の一つだったように思います。
数年前から味噌作りを始めましたが、毎年カビが発生してしまうためある年ホワイトリカーを買って消毒してみたところ、カビの出方が全く違うことに驚きました。
その時に初めて消毒の大切さを思い知ったのです。だから今回の容器の消毒に関しても、以前のように面倒に思ってもしっかり消毒を行いました。
なぜなら、「パストリーゼを使うようになってから消毒の手間が格段に楽になったから」です。
天然酵母の容器を熱湯やレンジで消毒する方法もありますが、私はパストリーゼをシュシュッとひと吹きするという手軽さが気に入っています。
ホシノ天然酵母を混ぜる
消毒した容器の中に、ホシノ天然酵母を入れていきます。今回利用したホシノ天然酵母はこれです。
500g入りの方が断然お得ではありますが、5gずつの個包になっているというのは使い勝手もいいし、何より一つでも面倒なことを省くことが今後続けていけることにもつながると思ってのチョイスです。
容器に入れたら30℃のお湯を入れます。私は調理用の温度計を使って計っていますが、勝間さんは電子レンジで温度を設定して行っているそうです。
30℃というのは計ってみるとわかりますが、思っていたよりもずっと低いです。試しに指を入れたところ、「これなら蛇口から直接入れても同じでは?」と思うほど。
でも当然ですが水と比べるとやはり温度は違うわけで、夏場であっても温度をきちんと計ることが安定して成功させる方法の一つだと思います。
ちなみに、ここで30℃の温水を入れる理由は、この後ホシノ天然酵母を入れてかき混ぜた後に28℃になるためなのだそうです。
容器に温水を入れ、ホシノ天然酵母を少しずつ入れてだまにならないようによく混ぜます。私は100円ショップで買った小さな泡だて器を消毒して使いました。
最初はシャバシャバしていますが、次第にもったりとしてきます。粉気がなくなったらOKです。
発酵フードメーカーにセットする
酵母を発酵フードメーカーにセットしていきます。
ホシノ天然酵母の生種起こしは、28℃で24時間です。
発酵フードメーカーにでセットしていきます。
28℃と
24時間。
さぁ、あとはこれで1日待てば天然酵母起こしが終了です。ドキドキ!
待つだけ!24時間後には簡単に酵母が発酵できた
24時間後、出来上がったホシノ天然酵母の生種を取り出してみます。
おぉ、いい感じ!
ふたを開けると日本酒のようないい香りがします。泡もぷくぷく立っていて大成功♪
機械任せで簡単にホシノ天然酵母を起こすことができました。セットするまでは何工程かありますが、あとは24時間待つだけで安定して酵母が起こせるのですから本当に便利です。
早速出来立ての天然酵母を使ってパンを焼きたいところですが、公式サイトによると「冷蔵庫で6~8時間以上、十分休ませてから使いましょう」とあります。
ポイント
休ませることでパン作りに適した安定した酵母になるそうです
24時間待ってさらに6~8時間かぁ・・・と思いますが、美味しいパンを焼くためもう少しの我慢です。
これらの作業を日々の生活のルーティンに組み込んでしまえば、今後の主食として天然酵母の全粒粉パンを焼けると今から楽しみで仕方ありません(^-^)