手に汗をかく状態を、目安としてレベル1・レベル2・レベル3の3段階に分けているのだそうです。
そのレベルで言えば私の手の汗はレベル3。物心ついた時には私の手のひらはいつも汗で湿っていて、それが一番恥ずかしかった思春期の頃にはとても辛かったです。
でも今はデトランスαのおかげで手に汗をかくこともなくなり、今では憧れだったネイルサロンにも通い、ネイリストさんに手を触られても全く大丈夫になりました。
多汗症のレベル
先ほども少しふれましたが、手の汗を目安とする際に、3段階に分けているのだそうです。
レベル1 手が湿っている程度。触ると汗ばんでいることがわかり、光を反射して汗が光る。
レベル2 手に水滴ができて濡れており、見た目でも汗をかいていることがわかる。
レベル3 盛んに水滴ができ、汗が滴り落ちる。
「四谷メディカルキューブ」サイトより
これでいえば私の手汗レベルは、.盛んに水滴ができ、汗がしたたり落ちるレベルというものでした。
でした、というのは今は違うから。長い間苦しめられてきたひどい手汗でしたが、今はレベル1にも満たない、多分普通の人と同じような手汗の状態だと思います(普通の方の手汗の状態がよくわからないですが)。
手汗で苦しんできた過去
物心ついた頃から、手には常に汗をかいていました。それが私にはあまりにも普通のことで、「他の人はこんなに手に汗をかかない」というということに気づいたのは、随分後になってからでした。
それでも学生の頃は「私ってこんなに手に汗かくんだよ」とおどけて友達に見せたり、板書をノートに写すと手汗でノートがヨレヨレになって書けなくなるため、ノート毎に紙を挟んで下敷きに使うなど、手に異常に汗をかくということを比較的受け入れていたように思います。
唯一学生時代に辛かったことといえば、フォークダンスの授業でしょうか。運動会の練習時期になると、フォークダンスの全体練習が何度かあり、思春期に男の子と、この汗びっしょりの手で手を繋いでダンスを踊るというのは罰ゲームに近いことでした。
ただそんな場面を除いては、手に汗をかく生活は私にとってはあまりにも日常だったため、苦労は感じずにいたのです。
しかし年齢を経るにつれて、手汗は私にとって思いできるものならば改善したい悩みの重要な一つになっていました。
そう思うきっかけとなったのは、子供が幼稚園の時の運動会で、園長先生が「最後にみんなでダンスを踊りましょう!」と声をかけ、園庭に園児や保護者が集まってきた時のことでした。
最初は見様見真似で楽しくダンスを踊っていましたが、園長先生の「お母さんお父さん、隣の人と手を繋いで!」というマイクの声に、背筋が凍る思いでした。
突然のことにドッと手汗をかく私、そしてフォークダンスのたびに弁解するように発していた言葉、
「緊張して手に汗かいちゃう~」
というセリフを何年かぶりに発しました。
そう、学生の頃にフォークダンスで男子と手を繋ぐ際、私は常にかいている手汗を「緊張のせい」という言い訳にしてやり過ごしてきたのです。
そういうことはもうすべて終わったと思っていたのに、この歳になってまだ手汗に悩まされなきゃならないんだ・・・と情けなくなりました。
手汗レベル3の汗が止まったデトランスα
この「園庭事件」(笑)のあと、これまで考えても来なかったけれど、「手汗に効く」という塗り薬などもいくつか試しました。薬に頼ってでも手汗を治したいという気持ちが強くなったのです。
しかし、結論から言えば特に効果があったという商品は一つもありませんでした。
その原因として、
①やはり手汗レベル3の私では何を使っても無駄なのであろう
ということ、そしてもう一つ
②人の悩みを利用して商売にしている
というやるせない思いでした。
例えるならば私はくせ毛が昔からの悩みで、くせ毛が改善するというシャンプーやリンストリートメント・ヘアオイルなど、様々なものを値段にしては高価でしたが、期待を込めて使ってきた過去があります。
しかしそれらのどれも改善にまでは至りませんでした。よく考えてみれば当然なのですが、そこは人の悩みをうまくついてきた商売と言えるのかもしれません。
デトランスαという商品を最初に知った時も、
人の悩みにつけこんで儲けようとしている人がいる!
と無性に腹が立ちました。
それでも悲しいかな、使ってみたいと思いました。使ってみて、また失敗するだろう・またがっかりするだろうと思いながらも、使ってみないわけにはいかなかったのです。
淡い期待を抱き使い使い続けてみたところ、本当に手汗レベル3の私の手汗レベル汗が止まり、これまで手汗で苦労していたことが全く感じられなくなったことは以前のブログにも紹介したとおりです。
自分にあう商品が存在したことに感動しました。
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デトランスαで長年の手汗の悩みは解消するか
普通レベルの手汗になってやってみたかったこと
手汗がなくなるというのは、これまでの私の人生には考えられないことでした。常に手汗は私のてのひらにあり続けたからです。
だから、手汗がなくなったばかりの時は、これまでできなかったことをやってみようということにすら気づきませんでした。
しかしせっかくだから何かないか・・・と考えたところ、ふと思い出したのが
手汗がなければネイルサロンにもいけるのにな
と思っていたことでした。
それまでジェルネイルをセルフで楽しんでいた私ですが、不器用な自分が凝ったデザインをするには限界があり、ジムの友達が素敵なデザインのネイルを見せてくれるにつけ、私もサロンに行ってみたいなという気持ちが高まってきました。
そこで念願のネイルサロンに行ってみることにしたのです。
ネイリストさんにも気づかれなかった手汗
元々初めての場所や人と会う時は緊張してしまい、手に汗をかくというのはいつものことでした。
今回もデトランスαを使い手汗がなくなったとはいっても、強い緊張を強いられる場面では、やはりそこそこ汗はかくのでは・・・と心配をしていました。
事実、実際にネイルサロンに行った際、最初こそ緊張しうっすらと手に汗をかいたのですが、これは多分レベル1にも届かないような、ネイリストさんからしたらいたって普通の通常の手汗レベルだったと思われます。
本来ならばこういった場面では滴り落ちるほどの汗をかいていた私ですから、デトランスαを使ったおかげで一般的な緊張の手汗レベルになれたということは、まず驚くべきことでもあります。
幸いネイリストさんがとても気さくな方で、話題もどんどん弾み、気がつけばあっという間の3時間が過ぎ、緊張していたのは最初だけで後はとてもリラックスした状態でネイルをしてもらうことができました。
このリラックスをした状態というのが私にはとても重要で、デトランスαのおかげとリラックスも相まったおかげと言えます。
最後にネイリストさんに「私の手の汗は気になりませんでしたか?」と伺ってみたところ、ちょっと驚かれたような顔で「全くそんなことはありませんでしたよ」という言葉をもらったのはとても嬉しかったです。
ダメもとでチャレンジしてみて欲しい
冒頭にも書いたように、色々な薬を使って手汗を止めようとしてきましたが、それらはすべて私の手汗レベル3には「焼け石に水」の状態でした。
この先どんな商品が出ても、きっと同じことなのだろうなぁと、あの頃は完全に諦めていました。
でもデトランスαは私の手汗レベルにも十分対応してくれた商品でした。
これがもし思春期の頃の一番手汗を辛いと思っていた時期にあったら・・・と思うこともありますが、今更そんなことを言っても仕方ありません。
一時は手汗の手術すらも考えていた時期もありましたが、一番手汗が辛い時期を超えていたことや、小さいとはいえ傷跡が残る事、またやはり医療サイトを見ると 決して簡単な手術はないということなども踏まえ、一生このまま手汗レベル3のままで生活をしていくということを覚悟していました。
だから今、これからの自分の暮らしに手汗がなくなったということを楽しんで過ごしていこうと思います。
もし今、手汗に苦しんでいる方達がいれば、是非一度デトランスαを試してもらいたいと思います。
もちろん人によっては思ったほどの効果が得られないこともあるかもしれません。私もそうでした。
でも自分に合った商品はきっとたくさんの商品の中にあると思うし、また技術が進み近い将来自分の手汗レベルに合った商品が出てくる可能性も期待できます。
まずは使ってみて判断してみるのもいいかもしれません。私はデトランスαに出会えて、そしていぶかしがりながらも(苦笑)使ってみた自分に「グッジョブ!」と言ってあげたい気持ちです。